4. 展開図の作成
【ケンメジャーを使用して展開図を作成】
●例えば100mmのハザイを曲げて50mmと56mmになったとします。

[一方]+[一方]−[もとの板の長さ]
=重なり部分

(56+50)-100=6


伸びが6だと分かったので


全長(244mm)と曲げ位置(147mm)が分かります。


【下図を作成】

[SPCC 1.0t]


ハザイを使って伸びを調べたら 0.6 , 6.5 , 0.4だと分かった。
図面と伸びから下記の表が作成できます。


 展開図ができあがりました
この段階で、外寸・穴位置・伸びなどが確認できます。
即ち加工前検査が可能になり、これがケンメジャーを用いて展開図を作成する最大のメリットです。

伸びは同じ材料を同じ条件で曲げたサンプルで調べ、それを代入しているため正確な展開図が作成できます。

ノギスのデプスを利用して伸びを調べてもできますが、ケンメジャーは治工具にピッタリ合わせたように測れますので安心して加工を進めることができます。
ケンメジャーを活用して
コスト削減・品質の向上につなげよう!